肩関節痛

痛みは治まっても動かし辛い

 過去に四十肩・五十肩を患ってしまった方を含めて、肩の痛みや関節の動かせる範囲(可動域)の制限を持っている方は大勢いると思います。
 四十肩・五十肩でしたら、放っておいても1年半程で痛みは治まります。
整形外科においては、 「これは肩関節で石灰沈着や軟部組織の変質が関係している。」
などと説明されたと思います。
 しかしながら、可動域の制限が残ることがあります。
 これを防ぐためには、治療期間中に痛みを伴うものの、リハビリとして運動をせざるを得ません。 そして、運動制限が残るものの関節痛が無くなると治癒ということになることが多いです。
 このような方とは別に、肩に違和感や痛みを訴える方もいます。
広背筋の緊張とは別に臨床では、肩関節の位置のズレに気が付きます。

カフ筋へのアプローチ

 鏡で自身のカラダを横から見て下さい。
 両肩の前を結んだ線が胸の前を通ってませんか?
猫背の方はもとより、日常生活は両腕を前方に出して行う作業がほとんどです。そのため、肩の位置が前方に突き出してしまいます。
 この状態が長く続き、体幹の均整がずれると、肩が元の位置にもどり辛くなります。そうなると、今度は、肩関節を構成している重要な4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の緊張のバランスが崩れてしまいます。
これらの筋肉は、四十肩・五十肩にも関係しています。
 肩関節痛をお持ちの方へは、これらの筋肉へのアプローチが重要になります。
 また、日ごろから、肩の位置、体幹の姿勢への注意が予防につながります。