寝つきが悪い

寝つきは良いほうですか?

 アラフォー前後以降の女性のお客様から良く耳にすることで、
「 疲れているのに、寝つきが悪いんです。」があります。
そして、年齢が高くなるにつれて、「 導眠剤 」などを処方されている方が多いことに驚かされます。ここでいう「寝つきが悪い」というのは、特に自律神経に関わる持病がない方の訴えと思ってください。
 自律神経が不安定になると「寝つきが悪い」どころか、「導眠剤」を服用しても効果が表れないことも起こりえます。
このような方は、医療機関に限らず、施術院に行かれることをお勧めします。

疲れの種類が変わってしまった

 薬を服用されてない健康な方に話を戻しましょう。
非常に便利になった世の中において、現代人一人に占める、「疲れ」の種類の比率が大きく変わってきた事が関係していると思います。
 ひと昔前まで女性では家事全般(炊事、洗濯、掃除)において、男性でも仕事において、よく体を動かさざるを得ませんでした。
しかしながら、文明の発達とともに、家事における労働量も減りました。社会に進出する女性の労働においても、体を動かすといっても全身運動というよりも特定の動きの労働(小さい動きの作業)やデスクワークが多いです。
 このことは、女性に限ったことではなく男性にも当てはまります。そうなると、体の疲れを占めていた、筋肉疲労が全身から特定部位へと移ります。
つまり、大きな動きをする筋肉の作業から小さい動きをする筋肉への作業に移ることで、比較的、疲労に強い姿勢などを保つ筋肉の疲労は変わらなくても、動くことで疲労する量が減ることで、体全体の筋肉疲労は減っています。
 このように、肉体の疲労が減ってきているということがまず、挙げられます。
加えて、目の使い過ぎによる視覚神経の過労があります。テレビに始まり、インターネット、スマホの使用により目は長時間、刺激を受けています。
 目を使うと自律神経の交感神経を刺激します。交感神経は興奮活動の神経なので刺激されると脳が活発に働き、覚醒します。
そのため、ひと昔前よりも、目は疲れているものの、脳は興奮している状態がの方は多いと思います。
このような要因にストレスなどが重なると脳は更に興奮状態になるので、肉体疲労は少々、目は疲れているものの、脳は活発状態で益々、寝つきが悪くなります。
 このことから、ご相談を受けた時には、目の使い過ぎとできる範囲で体を動かす(階段、ウォーキング、家事)ことを指導しています。
 加えて、就寝の2時間前には夕食を済ませることもお勧めしています。