フクラハギがつる

腓腹筋、ヒラメ筋に注目

 冷えと脱水以外に関連して足がつることがあります。 お客様の訴える「足のつり」は大部分が足の裏、甲側の指,ふくらはぎに分かれます。
 ここでは、ふくらはぎに注目します。
よく「こむら返り」などと呼ばれる「ふくらはぎのつり」ですが、下腿三頭筋という筋肉が関係しています。
この下腿三頭筋には腓腹筋とヒラメ筋があります。
 日ごろからスポーツに慣れ親しんでいる方は圧倒的に前者の腓腹筋が発達していて、筋肉疲労の結果、つってしまうことが多いと想像できます。
しかしながら、中年以降で特に健康に問題がなく、過激な筋肉疲労をさせるような 運動をするわけでもない方から「つる」を訴えられる機会が意外と多くあります。
そのような方は、施術中にも「つる」ことが多く、しばしば施術を中断して、ふくらはぎを伸ばして応急処置をしています。

腓腹筋とヒラメ筋の役割の違い

 このような場合は、もう一方のヒラメ筋が緊張していることが多々あります。
 では、なぜヒラメ筋を疲労させているのか考えてみましょう。
このヒラメ筋は、生活の中で無意識に使われている筋肉です。日常、健康な方は誰しも立つことがあると思います。
人はただ、立っているのではなく、常に重心をその場所に保つために、 様々な筋肉を緊張させて微調整を繰り返しています。そういった筋肉のひとつにヒラメ筋は大きな役割を果たしています。
歩いたり、走ったりする時には腓腹筋を使い、立っている時にはヒラメ筋を主に使っているのです。
気づきましたか。立ち話が長くなると足が疲れてくるのはこのためですよ。また、立ち仕事の方が足の疲れを訴えてくるのも、往々にして同じ場合が多いです。
スポーツでも、ゴルフなどのように踏み出すことなく、その場で体重移動があるものは、腓腹筋もありますが、上達するほどにヒラメ筋を傷めていらっしゃるようです。
 腓腹筋を伸ばすのは、よく知られている「アキレス腱伸ばし」で構いませんがヒラメ筋を伸ばすのは、少々異なります。
伸ばす側の足を一歩、後ろに引きます。その状態で、伸ばす側の足のカカトが床から離れないように ゆっくりと腰を落としていく要領でジンワリ伸ばしていきます。 気になる方はお試しください。
 もちろん、施術を受ければ、より効果的です。はいっ!