濃い味付け

気づかずに慣れてしまう濃い味

 健康のためには、味付けは濃いよりも薄い方が良いと言われています。
 一言に薄い味といいましても、醬油で言えば、濃い口よりも薄口の方が塩分が多いと言われています。現代社会は非常に便利になり、お金を出せばすぐに食べるものが手に入ります。総菜、弁当をはじめとする加工食品のおおよそは、万民受けするように、味付けが濃くなる傾向にあります。 そして、このような食品を口にする機会が多くなれば、私たちの舌は、濃い味付けに曝されることを免れません。
 濃い味付けの刺激を受けた舌の味覚を感じる神経は、この刺激を重ねて受けると、刺激に対する感受性が麻痺するようです。生理学では閾値が上昇するなんて表現します。
 また、肉体労働などで汗と共に塩分が体外に出てしまう場合にも、カラダは塩分を欲し、濃い味を求めてしまいます。こうなると、今までよりも、より濃い味で舌を刺激しないと、味付けに満足することができなくなります。その結果、味付けはどんどんと濃くなる一方になります。
 日ごろから、薄い味付けを心掛けている方にとっては、濃い味付けに慣れっ切った方の作る料理や食品は本当に濃く感じるはずです。
 カラダにとって塩分の元であるナトリウムは、生きていくうえで無くてはならないものです。
しかしながら、味覚に頼ってナトリウムを多量に摂ってしまうと弊害も出てきます。 皆さんが、ご存知のように、高血圧を筆頭に循環器疾患、消化器疾患、泌尿器疾患と様々な臓器に影響を及ぼします。

味覚をリセットしましょう

 私自身も、実践していますが、最近、外食や濃い味付けが続いたと気になった時には2週間ほど、徹底的に、薄味にしています。
そうすることによって、味覚をリセットすると、また、味付けが敏感に思えてきます。
 また、日ごろから、味付けを砂糖、塩に頼らないよう香辛料、調味料を代わりに使うように心がけています。
 味覚は千差万別、絶対ということはありませんが、濃いよりも薄いに越したことはありません。
 ちょっと気にしてみると、病気の予防になります。