ふくらはぎの疲れ

腓腹筋とヒラメ筋

 臨床で、ふくらはぎ(下腿部)の違和感・疲労の訴えを耳にします。
実際に、アプローチしてみても、軟らかい方って少ないですね。
また、運動をなさる方でも、そうでない方でも訴えがあります。
 ふくらはぎで症状を出しやすいのは、腓腹筋とヒラメ筋です。腓腹筋は主に地面を蹴り出す動作で作用します。ヒラメ筋は体幹の重心の制御に作用します。
 簡単に言うと、突っ立っている状態での重心変化に反応してカラダが前後左右に踏み出さないように作用します。

あなたの疲れはどちらでしょうか?

 どちらの筋肉あるいは両方の筋肉を傷めているかは問診で見当がつきます。 仕事内容が立ち仕事なのか、動き回っているのか?日常的にスポーツを習慣に取り入れているのか?
 女性でも、テニスやウォーキングをなさる方では、見事な腓腹筋の発達があります。男性でも、ゴルフのようにカート利用が普通の現代では、むしろヒラメ筋のオーバーワークがあります。
 ふくらはぎは、ヒラメ筋の上に腓腹筋が被さる構造です。そのために、違和感が現れる部位が似かよってしまいます。そうなると、なかなか自分で区別ができません。
その結果、お客様は、掴みやすく分かりやすい腓腹筋に症状を訴えていると感じます。
 ふくらはぎの疲労感でお悩みの方は、今一つ、ご自身の生活を振り返っていただき、自分が腓腹筋とヒラメ筋のどちらに負担を掛けているのか考えてみてください。